「…?ケーキが美味しくなったら、デモやめんの?」
「景気」を「ケーキ」だと思ってるらしいアリューシャ。
ルルシーは呆れて溜め息をついていたが。
「そうなんだよ。良い?アリューシャ。前ケーキ屋さんの例えをしたの覚えてる?」
「うん。ショートケーキなのに、いちごが乗ってなかったんだろ?」
「そう。そのケーキ屋さんがね、ちょっと『臨時収入』があって、またケーキの上にいちごを乗せられるようになったんだ」
「マジか!やったー!」
「アリューシャ、いちごの乗ったショートケーキ食べたいでしょ?」
「うん!食べたい!」
俺も食べたい。
何ならルルシーごと食べたい。
「ルティス帝国民の皆も、アリューシャと同じなんだよ。今までずっと、いちごも乗ってない、甘くもないケーキばかり食べさせられてきたから。いちごの乗った甘いショートケーキが売られてたら、買いたくなる。皆がケーキを買ったら、ケーキ屋さんは儲かるでしょ?」
「うん」
「そうしたら今度は、ショートケーキだけじゃなくて、チーズケーキも作れるようになったんだ」
「マジかよ!チーズケーキまで食って良いの?」
「良いよ。ただし、夕飯前は駄目だからね」
ご飯食べられなくなるもんね。
「そうしたら、チーズケーキ好きな人は、チーズケーキを買うでしょう?そしてまた儲かったら、ケーキ屋さんは新しく、チョコケーキやロールケーキや、シュークリームも売れるようになる」
「アリューシャの…アリューシャのケーキ屋が帰ってきた!生きてて良かった!人類フォーエバー!」
感激の涙を流さんばかりのアリューシャ。
人類フォーエバーとは何だ。
「アリューシャは美味しいケーキを食べたら、元気になるでしょ?」
「うん!元気120%になる!」
「それと同じで、皆も美味しいケーキを食べたら、元気になるんだ。ケーキ食べて美味しいなぁって思ってるときに、横から『ケーキなんか食べるのやめて、貴族の家にデモしに行こうぜ』って誘われたら、アリューシャはどう思う?」
「何だそいつ!ものすげー鬱陶しい!」
「でしょ?」
…アイズ。
君の説明の、なんと分かりやすいことよ。
「景気」を「ケーキ」だと思ってるらしいアリューシャ。
ルルシーは呆れて溜め息をついていたが。
「そうなんだよ。良い?アリューシャ。前ケーキ屋さんの例えをしたの覚えてる?」
「うん。ショートケーキなのに、いちごが乗ってなかったんだろ?」
「そう。そのケーキ屋さんがね、ちょっと『臨時収入』があって、またケーキの上にいちごを乗せられるようになったんだ」
「マジか!やったー!」
「アリューシャ、いちごの乗ったショートケーキ食べたいでしょ?」
「うん!食べたい!」
俺も食べたい。
何ならルルシーごと食べたい。
「ルティス帝国民の皆も、アリューシャと同じなんだよ。今までずっと、いちごも乗ってない、甘くもないケーキばかり食べさせられてきたから。いちごの乗った甘いショートケーキが売られてたら、買いたくなる。皆がケーキを買ったら、ケーキ屋さんは儲かるでしょ?」
「うん」
「そうしたら今度は、ショートケーキだけじゃなくて、チーズケーキも作れるようになったんだ」
「マジかよ!チーズケーキまで食って良いの?」
「良いよ。ただし、夕飯前は駄目だからね」
ご飯食べられなくなるもんね。
「そうしたら、チーズケーキ好きな人は、チーズケーキを買うでしょう?そしてまた儲かったら、ケーキ屋さんは新しく、チョコケーキやロールケーキや、シュークリームも売れるようになる」
「アリューシャの…アリューシャのケーキ屋が帰ってきた!生きてて良かった!人類フォーエバー!」
感激の涙を流さんばかりのアリューシャ。
人類フォーエバーとは何だ。
「アリューシャは美味しいケーキを食べたら、元気になるでしょ?」
「うん!元気120%になる!」
「それと同じで、皆も美味しいケーキを食べたら、元気になるんだ。ケーキ食べて美味しいなぁって思ってるときに、横から『ケーキなんか食べるのやめて、貴族の家にデモしに行こうぜ』って誘われたら、アリューシャはどう思う?」
「何だそいつ!ものすげー鬱陶しい!」
「でしょ?」
…アイズ。
君の説明の、なんと分かりやすいことよ。


