「…何で?そんなに悪いことしたの?警察」
きょとんと首を傾げるアリューシャ。
うん、悪いことしちゃったんだよ。
催涙弾の使用が悪いんじゃなくて。
「この学生、全員未成年なんですよ」
「…ふぇ?それがなんか悪いの?」
アリューシャは、子供の頃から逞しく一人で生きてきたから、いまいちピンと来ないのかもしれない。
でも、世間一般では、未成年とは守られるべき存在。
「未成年相手に、しかも女子大だから、学生達は皆女ですよ。世間からは、警察がか弱い少女に一方的に攻撃を加えた、という風に見られるんです」
「ふぁ!?怪しい宗教に入って、しかも学校乗っ取ってデモするような女の、何処がか弱いの!?」
アリューシャ。それは正論だよ。
素晴らしく正論。
女なら、精々自分磨きをして、大人しく俺のハーレムに入って幸福を謳歌すれば良いものを。
アホな宗教なんかに入信するから、こんな面倒臭いことになってしまった。
馬鹿な女達だ。
これがせめて男子学生、もしくは女子大生でも、成年に達している学生なら、こんな厄介なことにはならなかっただろうに…。
まぁ、どういう経緯であれ、怪我をさせた時点でマスコミからは批難されるだろうがな。
「『天の光教』は?どう反応してる?」
「十時から会見を開くって…。そろそろだね、テレビつけておこう」
まぁ、会見なんか見なくても、奴らが何を言うか想像はつく。
ポチッ、とテレビをつけると、丁度会見会場に、教祖のルチカ・ブランシェットが入ってきたところだった。
出たな、この女狐め。
ルチカ教祖は、わざと沈鬱な表情を見せつけていた。
こいつ…。表情筋自在に操れるタイプ?
俺と一緒かよ。
年齢サバ読んでる癖に…。ムカつく女だ。
さて、何を言い出すことやら。
「…皆さん、この度、神に守られている私達の身に、とても悲しい事件が起こってしまいました…」
ルチカ教祖は、そう切り出した。
きょとんと首を傾げるアリューシャ。
うん、悪いことしちゃったんだよ。
催涙弾の使用が悪いんじゃなくて。
「この学生、全員未成年なんですよ」
「…ふぇ?それがなんか悪いの?」
アリューシャは、子供の頃から逞しく一人で生きてきたから、いまいちピンと来ないのかもしれない。
でも、世間一般では、未成年とは守られるべき存在。
「未成年相手に、しかも女子大だから、学生達は皆女ですよ。世間からは、警察がか弱い少女に一方的に攻撃を加えた、という風に見られるんです」
「ふぁ!?怪しい宗教に入って、しかも学校乗っ取ってデモするような女の、何処がか弱いの!?」
アリューシャ。それは正論だよ。
素晴らしく正論。
女なら、精々自分磨きをして、大人しく俺のハーレムに入って幸福を謳歌すれば良いものを。
アホな宗教なんかに入信するから、こんな面倒臭いことになってしまった。
馬鹿な女達だ。
これがせめて男子学生、もしくは女子大生でも、成年に達している学生なら、こんな厄介なことにはならなかっただろうに…。
まぁ、どういう経緯であれ、怪我をさせた時点でマスコミからは批難されるだろうがな。
「『天の光教』は?どう反応してる?」
「十時から会見を開くって…。そろそろだね、テレビつけておこう」
まぁ、会見なんか見なくても、奴らが何を言うか想像はつく。
ポチッ、とテレビをつけると、丁度会見会場に、教祖のルチカ・ブランシェットが入ってきたところだった。
出たな、この女狐め。
ルチカ教祖は、わざと沈鬱な表情を見せつけていた。
こいつ…。表情筋自在に操れるタイプ?
俺と一緒かよ。
年齢サバ読んでる癖に…。ムカつく女だ。
さて、何を言い出すことやら。
「…皆さん、この度、神に守られている私達の身に、とても悲しい事件が起こってしまいました…」
ルチカ教祖は、そう切り出した。


