The previous night of the world revolution5~R.D.~

そこからは、最早怒濤の日々であった。

メディアは連日、帝国騎士団と…そして。

帝国騎士団に比べればだいぶマシではあるが、『青薔薇連合会』に対してもバッシングを始めた。

死体袋を届けるなり、『天の光教』は公然と『青薔薇連合会』を名指しして批難した。

野蛮な非合法組織だと。

奴らにとっては、俺達を悪者にする便利な口実だったことだろう。

全く、各地でデモやってるような奴らが、どの口で俺達を批判しているんだか。

とはいえ、『青薔薇連合会』に対する批難は、帝国騎士団ほどではなかった。

『青薔薇連合会』はマフィアであり、一般市民にとってはもとより、報道局にとっても恐ろしい存在。

過度に批判すれば、どんな報復があるか、分かったものじゃない。

実際、足抜けしようとした八人だって、殺された訳だし。

帝国騎士団はいくら批判しても、報復されることはない。

でも『青薔薇連合会』を過度に攻撃すれば、恐ろしい報復が待っているかもしれない。

それに、元々『青薔薇連合会』は、そういう組織だ。

裏切り者に容赦しないことは、裏社会の常識。

俺達は、裏切り者に対して相応しい制裁を加えただけ。

そこに宗教の介在する余地はない。

ここで『天の光教』に彼らを返せば、『青薔薇連合会』の威厳が地に堕ちるばかりか。

『天の光教』は、あの『青薔薇連合会』の構成員まで神に帰依したのだ、と大々的に宣言するだろう。

誰が、みすみす奴らの宣伝材料を提供してやるものか。

例え、どれだけ『天の光教』がルティス帝国を掻き乱そうとも。

俺達は折れない。揺らがない。

徹底して、ルティス帝国裏社会の頂点に立ち続ける。

その姿勢を、しっかりと全ての帝国民に見せつけてやった。

それによって批難されようが、俺達は元々マフィアだ。

批難も批判も、痛くはない。

好きなだけ好きなこと言ってくれ。

俺達はマフィアとして、やらねばならないことをしただけだ。