「動くって…どう動くの?ルレイア」
と、シュノさん。
「地下に繋いでる8人を、処刑するんですよ」
「えっ…!」
さらりと言ってのけた俺に、シュノさんも、ルルシーも絶句していた。
アイズとルリシヤは予想していたようで、平然としていた。
「ど、どうして…?彼らは生かしておくんじゃなかったの?」
「帝国騎士団との共闘関係がある今、俺達も覚悟を決めなければなりません」
世の中に批判されようが、帝国騎士団は秩序維持の為、断固として『天の光教』と敵対している。
ならば、俺達が日和る訳にはいかない。
「で、でもそんなことしたら、『青薔薇連合会』も批判に晒されて…」
「その通り。批判してもらうんですよ、存分に」
帝国騎士団だけを、吊し上げにさせる訳にはいかない。
決して、帝国騎士団への義理ではない。
俺達も『天の光教』の敵なのだから、それなりの態度を示させてもらうだけだ。
また、マフィアとは、威厳やプライドを重視する組織でもある。
人々の畏怖を得られなくなれば…つまり、舐められれば、マフィアの威光は地に堕ちる。
俺達もまた断固とした姿勢を示し、『青薔薇連合会』を人々の恐怖の対象であらしめる必要がある。
「忘れましたか?シュノさん。元々、マフィアから抜けるのはご法度です」
良くて射殺。
悪ければ、散々拷問されて殺されるか。
健康体であれば、身体をバラバラにして売り飛ばされる。
いずれにしても、『青薔薇連合会』から抜け出そうとする者に待っているのは、死以外の何物でもない。
グループを為して『青薔薇連合会』から足抜けしようとした彼らを、地下牢に繋いでいる今の状況の方がおかしいのだ。
「彼らを殺し、見せしめに『天の光教』本部の前に遺体を放置します。それで、俺達の意思は向こうに伝わるでしょう」
「…やむを得ないね。すぐ、アシュトーリアさんに許可をもらってくる」
アイズが、部屋を出ていった。
…これで、俺達ももう戻れないな。
「…ルレイア…」
心配性のルルシーが、俺の肩に手を置いた。
「…大丈夫ですよ、ルルシー」
この程度の逆境。
俺の数々の死神伝説の前には、前菜のスープみたいなもんだ。
と、シュノさん。
「地下に繋いでる8人を、処刑するんですよ」
「えっ…!」
さらりと言ってのけた俺に、シュノさんも、ルルシーも絶句していた。
アイズとルリシヤは予想していたようで、平然としていた。
「ど、どうして…?彼らは生かしておくんじゃなかったの?」
「帝国騎士団との共闘関係がある今、俺達も覚悟を決めなければなりません」
世の中に批判されようが、帝国騎士団は秩序維持の為、断固として『天の光教』と敵対している。
ならば、俺達が日和る訳にはいかない。
「で、でもそんなことしたら、『青薔薇連合会』も批判に晒されて…」
「その通り。批判してもらうんですよ、存分に」
帝国騎士団だけを、吊し上げにさせる訳にはいかない。
決して、帝国騎士団への義理ではない。
俺達も『天の光教』の敵なのだから、それなりの態度を示させてもらうだけだ。
また、マフィアとは、威厳やプライドを重視する組織でもある。
人々の畏怖を得られなくなれば…つまり、舐められれば、マフィアの威光は地に堕ちる。
俺達もまた断固とした姿勢を示し、『青薔薇連合会』を人々の恐怖の対象であらしめる必要がある。
「忘れましたか?シュノさん。元々、マフィアから抜けるのはご法度です」
良くて射殺。
悪ければ、散々拷問されて殺されるか。
健康体であれば、身体をバラバラにして売り飛ばされる。
いずれにしても、『青薔薇連合会』から抜け出そうとする者に待っているのは、死以外の何物でもない。
グループを為して『青薔薇連合会』から足抜けしようとした彼らを、地下牢に繋いでいる今の状況の方がおかしいのだ。
「彼らを殺し、見せしめに『天の光教』本部の前に遺体を放置します。それで、俺達の意思は向こうに伝わるでしょう」
「…やむを得ないね。すぐ、アシュトーリアさんに許可をもらってくる」
アイズが、部屋を出ていった。
…これで、俺達ももう戻れないな。
「…ルレイア…」
心配性のルルシーが、俺の肩に手を置いた。
「…大丈夫ですよ、ルルシー」
この程度の逆境。
俺の数々の死神伝説の前には、前菜のスープみたいなもんだ。


