The previous night of the world revolution5~R.D.~

長~く、重~い会議がひとまず終結し。

俺は、ルルシーと共にルルシーの執務室に戻った。

「…何でついてくるんだ、お前は」

「え?だって俺、ルルシーのフィアンセですし」

「…はぁ」

何?その溜め息。

あっ、嬉しかったんだね。そうだよね。

「…それにしても、ルレイア」

「はい?」

「…今回の件、どう思う?」

「ルルシーとの結婚式ですか?俺はやっぱり、海の見える素敵なチャペルで、ロマンティックに…」

「誰が結婚式の話をした。ふざけるな」

いやん。

「そんな怒らないでくださいよぅ」

ちょっとしたお茶目じゃないか。

それに、俺は結構本気だよ?

国内が不景気とか、そんなの知ったことか。

俺とルルシーの一世一代の結婚式。豪華に、そしてゴシックにやらなきゃ。

ご先祖様に申し訳ないじゃないか。

「そうじゃなくて、『天の光教』のことだ」

「…『天の光教』ねぇ…」

どう思うと聞かれても…。

「…真面目な話です?」

「真面目な話だ」

真面目な話かぁ。

好きじゃないんだよなぁ、真面目な話って。

でも、ルルシーが求めているのなら、それに応えるのが恋人の役目。

「じゃあ真面目な話をしますけど…。面倒なことになると思いますよ。これから」

確かな予測ではないから、幹部会では言わなかったが。

ルルシーになら。

多分、アイズレンシアやルリシヤも、薄々気づいてるとは思う。

「…やっぱり、そうなのか?」

「えぇ。今までルティス帝国が、良くも悪くも宗教というものに無頓着だったことが、仇になりましたね」

今までずっと、宗教には大して関心を払っていなかった。

政府も。国民も。

今までは、それで良かった。

それで、国が成り立っていた。

でも、段々とそうじゃなくなってきた。