君の心の見つけ方。


「こころって、よく小説読んでるよな。」

わたしがビーフシチューを温める横で皿を並べ、冷蔵庫を開けながら基が言った。

「うん、まぁ。」
「小説好きなの?」
「好きってゆうか、、、小さい頃から許されてたのが、読書か絵を描くことか、テレビを見るくらいだったから。」
「あぁ、、、確かにこころが外で遊んでるの見たことないなぁ。」

そう言いながら、基は2Lペットボトルのほうじ茶を出した。

「あ、基。ポテトサラダも出して。透明の器に入ってるでしょ?」
「え?あ、あぁ。これな!」

冷蔵庫からポテトサラダも出してもらい、小鉢にポテトサラダを盛り付けていく基。

わたしは基が出したお皿にビーフシチューを゙盛り付けていった。

それからライスもお皿に盛り、全てをダイニングテーブルに運ぶと、最後にコップにほうじ茶を注ぐ。

「じゃあ、いただきます。」
「いただきます。」

そして、初めての二人きりでの夕食が始まった。

基と食事をする時はいつも家族ぐるみで集まった時くらいだった為、二人きりでの食事は何だか変な感じだった。

「ポテトサラダ旨っ!」
「だよね?わたしもリセが作るポテトサラダ好きなんだぁ。」

そう言って、わたしもポテトサラダを口へ運ぶ。

やはり今日もリセが作るポテトサラダは美味しかった。