君の心の見つけ方。


わたしはL字の大きなソファーに腰を下ろし、背もたれにもたれ掛かると天井を見上げた。

「天井、高っ。」

わたしがそう言ってる間にリセはキッチン回りを確認しに行き、「こんな素敵なキッチンでお料理出来るなんて、楽しみです!」とウキウキした様子だった。

「そういえば、基は?」
「お仕事が終わったら、今日からこちらの新居にご帰宅されるようですよ。」
「ふーん、今日から一緒に住むのかぁ。」
「基様とこころ様の寝室は2階にあるようですよ。見てこられてはいかがですか?」

リセにそう言われ、わたしは新居を見て回ることにした。

まず1階は、今居た広いリビングに広い対面キッチン、和室の客間に、1人は寝れるんじゃない?という程の広さのトイレに、洗面所、お風呂場、洗濯物を干す為なのか、洗面所の横には物干し棒が数本並んでいる場所があった。

そして、2階に上がるとまたトイレがあり、その他にドアが4つ。

え、この家5LDKなの?

そう思いながら一つ一つドアを開けていくと、一番奥の左側の部屋がわたしたちの寝室だということは一目瞭然だった。

「え、、、何これ。」

そこには、クイーンサイズ、いや、キングサイズのベッドがドンッと主役のように置かれて居たのだ。

まるで、宮殿にでもあるようなカーテン付きのベッドで、これは母の趣味だな、、と、一瞬で分かった。