『ほう、そりゃめでたいな!あのミキコが許すとはなぁ。笑』
「まぁ?母さんの事だから、孫の顔見たい思てたし?」
『さすが凛!よぅ母親の事分かってるなぁ笑笑』
『ワシも、ひ孫の顔見たいわぁ〜!美月と颰の子ならさぞべっぴんが産まれるやろなぁ!笑』
『…ところで、大狼 組の下のもんを殺した奴は見つかったんか?』
「もう、始末しといたわ。チンピラだから誰も探すもんも居らんしな。」
『ほぅ、やりよるな。じゃあ、その命令した奴っちゅーんは?分かったんか?』
「草加 組 影郎会(くさかぐみ かげろうかい)のもんだった。」
『ほぉ、よー調べたな?あそこは、枝分かれしとって、色んな会合がある。何故、影郎会て分かった?』
「影郎会は今や黒い噂が耐えん。だからうちのやり手ハッカーに頼んで、ハッキングしてもらった。」
「お初です〜、おじい様♪大阪の社 大我(やしろ たいが)です〜♪笑」
電話越しに大我が挨拶する。
「ほぉ、社 組のせがれか!心強いもんがおるんやな。笑」
「草加組のトップの影郎会は勇志会(ゆうしかい)、夕義会(ゆうぎかい)、明日ヵ会(あすかかい)をぎゅうじってる。ソイツはどんどん勢力を増して、次は島全体を飲み込もうとしてる。」
「人を人とも思わんやり口で、そんなだアホ許すはずないじゃろ。」
「若いもんに次はやらせてくれんか?じーちゃん。」
『えぇで。お前ら皇牙島(こうがしま) 組、九条(くじょう) 組、社(やしろ) 組、大狼(おおがみ) 組を背負ってるんや。』
『いっちょやったれ。』
電話越しなのに、彩虎と、颰がいるのも分かってたらしい。
「はい。」彩虎と颰も返事をした。

