ヤクザとお嬢と時々姫と2


「で?アンタ、何人、大狼 組の人らを殺したん?」

「あそこの人達はさぞ優しかったんやろな?自分の酒に薬入ってるとも知らず呑んで、寝込み襲うとか。」

「そ、それは…!;」

「∑何人殺したんだってゆってんだよ!!」

∑ドゴッ!!

顔面を殴りながら言う彩虎。

「応えろや。」

彩虎の目はキレてる。

「おぉお俺だけじゃない、手を下したのは俺だが、命令したのは違う奴で…俺は指示に従っただけで、3人しか殺してない…!」

「しか?しかてなんじゃボケェ!3人の命はなぁ、…お前のカスみたいな命より尊いんじゃ。泣」

「…それに、組長殺しの件もまだ聞いてないんで、それが終わったらボロ雑巾のようにして沈めましょっ。」

彩虎が冷静になってこれ程恐ろしいものは無い。

カタカタカタッ…!

ぎゃぁあああ!!!;