ヤクザとお嬢と時々姫と2


「人の抗争に巻き込まれるなんて、ヤダな〜。」

大我は高層ビルの上で待機してる。

「悪かった、この恩はきっちり返すから!;」

凛は手を合わせ謝る。

「…じゃあ、凛がお嫁に来てくれたら、チャラね!笑」

ガンッ!と拳銃のしりで殴る彩虎。

「いってぇ〜!;」

「手が滑った。」

「冗談すよ〜、彩虎の兄貴!;」

「これも留学!何事も経験っすよ!」

「……大我、留学の意味分かってる?;」

凛は大我って案外バカだなって思った。