ヤクザとお嬢と時々姫と2


「お嬢!奇襲っす!;」

と家の者が言った時には既に乱闘になっていた。

「遅いわ!ボケェ!!」

パンッパンッと彩虎は手や脚を撃ち抜く。

両利きの彩虎。

颰は美月を守りながら、拳銃で、相手を撃つ。

「きゃーっ;」美月は耳を塞ぐ。

凛は大我と背中合わせで、撃ちまくり。

「下手くそ。凛。」彩虎が言う。

「こんなの一生で使った事ないわ!;」

「じゃーこれから、練習っすね。」彩虎は言う。

「生きて帰ってこれたらなっ!;」

バッ!!っとみんなはちりじりになり、その場から逃げた。