ヤクザとお嬢と時々姫と2


翌朝、

「いーなぁ。俺も凛と早くシたい。」

「あんた…シね。」

凛にちょっかいをかける彩虎。

「それは、いーんすけど〜、」

大我がカチャカチャとパソコンを打ってる。

「ん?どした?」パソコンに何か映し出された。

椅子に両足縛られてる、

両腕も縛られてる、

男がいた。

ボッコボコにやられてて、

血だらけだ。

「…誰や?;」(原形ほぼないやん。)

カメラが設置してあって映像をこっちで見れる様にしてあった。

「このハッキングはバレてますね〜。」

「バレてんのかい!;」凛がツッコミを入れる。

颰と美月が合流した。

「見るな!美月。」

すぐ美月に手を覆いかぶせた。

「…;」

美月を後ろ向きにさせ、抱き締めるようにパソコンが見えないよーにした。

「で、あっちの声は流石に聞けんの?」

凛が言った。

「んー、ちょっと待ってくださいね!」

カタカタカタカタカタッ!とパソコンを打った。

「これで、どや!」

すると微かに声が聞こえた。

「に、げ、ろ…。」

「そこから、逃げろ…。」

と。

!!

っと全員、戦闘態勢を取る。

すると!

ガシャーン!!窓から男達が入ってきた!