お絵かきが大好きな『ようせい』ちゃんのお話

 あるところに、お絵かきが大好きな『ようせい』がいました。
 なまえは『ヒカリちゃん』。

 きょうもお友だちがたくさんあつまるおかの上で、みんなよりも先に来てたのしくお絵かきをしていました。

「ヒカリちゃん、きょうは何をかいているの?」

 ウサギのおねえちゃんが来て聞きました。

「あのね、いつもわたしといっしょにあそんでくれる、みんなをかいているの」

 ヒカリちゃんはのんびりとわらってそう答えます。

 そのとき、お友だちのみんながおかの上までやってきました。

「ヒカリちゃんが、みんなをかいてくれたの!」

 ウサギのおねえちゃんは、うれしそうにみんなにそう言います。

 するとみんなはヒカリちゃんのかいた絵をのぞきこみました。

 小さな『くびながりゅう』のおにいちゃん、 
ウサギのおねえちゃん、
ニワトリのおにいちゃん、
小さなタヌキくん、
ふたごのキツネくんとキツネちゃん、
小さなヒツジちゃん、
そして、ヒカリちゃん。

 ヒカリちゃんがいっしょうけんめいにかいた絵の中のみんなは、たのしそうにわらっています。

「ありがとう、ヒカリちゃん!」

「かわいいね〜」

「ありがとう〜」

「くびがながいのもかいてくれたんだね!」

 みんながヒカリちゃんの絵を見て、とてもよろこんでくれました。

「みんなありがとう! ずっと、なかよしでいようね」

 ヒカリちゃんのことばに、みんながわらってうなづいてくれます。


 そしてきょうも、みんなでなかよくあそびはじめました。

 みんな、ヒカリちゃんのかいた絵の中のみんなのように、たのしそうにわらっていました。

おわり。