ヒミツの恋―不倫―

―仁side―



『今日、行けなくなったの。ごめんね。また連絡するね(。・_・。)』




俺は、電話をかけようと思ったけど
なんだかしちゃいけない気がして手が止まったんだ。


何かあったのか…


気になったけど、これも聞いちゃいけない気がした。



色々考えたけど、簡単に返信してケータイを閉じた。



あずと過ごすはずだった時間は空っぽになって
俺は風呂に入ったり酒を飲んだり…もう眠ってしまおうかとも思った。


だけどコンビニに用事があるのを思い出しエレベーターに乗った。




エレベーターを降りるとまた…あいつがいた。