ヒミツの恋―不倫―



お酒もすすみ、話もすすむ。

あっと言う間に3時間が経って、二次会の誘いを断り

皆より先に外に出る。


すると遠藤さんが追いかけてきて

コソっと耳元で囁く。


『俺、彼にライバル宣言したから。』


『…へ?何の事ですか?』


『俺、雪平の事マジだから。今日も今から彼んちに行くんだろ?』


『そのつもりです…』



『その前に俺ともう1件いかない?』


仁が気にしてたのは…そういう事だったのか。



『無理ですよぉ。遠藤さん冗談きついですって。』


簡単に流したつもりだったけど遠藤さんは無視で…


『マジでずっと好きだったんだよ。』