タチアオイの君。

放課後、荷物をまとめて教室を出る。ノートを取るのが遅くなったため、教室にはもう3.4人しか残っていなかった。

下駄箱で靴を履き替え、外へ出る。6月の夕方はまだ明るく、太陽の光が眩しい。僕は気にせず園芸部の花壇がある方向へ向かう。

ちょっと前に植えた花はもう咲いているだろうか、それともまだ蕾だろうか。次の角を曲がれば花壇がある。