お金持ち学園の王子様たちとヒミツの時間






「でも……」




「わかっているとは思いますがあなたに拒否権はありません」




「そうよ、莉亜は!?あなたはそれでいいの?」




私のほうをみて懇願するような視線を向けてくる。




その表情に少し心が揺れるのを感じる。




でも、私は自分の選択に後悔はない。




「ごめんね、お母さん。私、もうここには居られないよ」




途端に泣きそうな顔をして落ち崩れるお母さん。




「莉亜、行こう」




お母さんの姿をこれ以上見せないように琉弥くんが言う。