琉弥くんの後からきた絆那くんがかけよってくる。
「突然押しかけてごめんね」
申し訳そうな拓海くん。
みんながお母さんから私を守るように間に入ってくれる。
「なっ、なによあんたたち。勝手に家に入ってくるなんて!」
「すみません、でも女性が叫び散らかしている声が聞こえたもので。何かあったのかなって警察に通報しようかと思ったんですけど……」
怖いくらいの笑みを浮かべた拓海くんが前に出て言う。
「っ……それは」
言い返そうとしたお母さんがみんなの真剣な面持ちをみて口をつぐむ。
「あっ、あんたたち何が目的なの……?」
