次の日、私は輝石学園に向かうため少し早めに身支度を済ませ荷物をまとめていた。
11時に迎えに来てくれるはずだから、もう少しかな。
そんなことを想っていると玄関のほうからガチャリと鍵が開く音が聞こえてきた。
学園の人がもう着いたのかとおもったけど、それならインターフォンを押すはずだ。
だとしたら、考えられるのは一人しかいないけど……。
「ただいま」
どこか不機嫌そうな雰囲気で家に入ってきたお母さん。
「おかえりなさい、お母さん」
私が声をかけるとあからさまに態度が悪くなるお母さん。
「ああ、あんたか。かえってきて早々気分悪い。なんでいんのよ」
