「それに関しては僕から説明します。莉亜ちゃん、全部話しても良い?」
拓海くんのこえにコクリとうなずく。
自分から話すのは不安だったからありがたい。
私がお店に来たこととここに来た経緯を話してくれた拓海くん。
「なるほど……そうだったのか」
話を聞いて神妙な面持ちをしている理事長さん。
「理事長、どうして今まで莉亜に会いに行かなかったんですか?」
少し怒ったような表情で琉弥くんが言う。
「ある事情があって会いに行けなかったんだ。……申し訳ないがまだその事情を話すことができない」
「なんで……」
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