「俺は青玉麗夜。ここ、変なやつばっかだけどいいやつばかりだから。安心してね」 「おれは黄玉絆那!よろしく!」 「紅玉柚月」 「はっ、はい……よろしくお願いします」 すこし驚きながら返事をする。 だってこの人たち全員有名な財閥だから。 こんな場違いな所に私がいていいの……? 「敬語いらない。あと下の名前でいい」 すかさず黒玉さんにそう言われた。