不安なのわかってくれたんだ……。
気を遣わせちゃって申し訳ないな……。
「ごめんなさい……」
「んー?なにがー?」
「きをつかわせちゃったかなって……」
「そんなことないよ……だけど、こういうときはありがとうの方が嬉しいかもね」
「あっ……ありがとうございます」
「うん。まぁ、さっきも言った通り、ここには酷い人は一人もいないから安心していいよ。さっきのみんなはもちろん、あの赤髪は照れてるだけだから」
青髪さんが少し大きめな声で言うと赤髪さんがビクッと反応して顔が真っ赤になった。
「ばっ……!べつに、照れてるとかじゃないから!」
