思ったよりも簡単に扉は開き、中から柔らかな光がもれだしてきた。 下に向けていた視線をゆっくりとうえにあげる。 目に飛び込んできたのはーーー 「あれ?お客さん?」 「こんな時間にめずらしー」 「おっ!女の子だね」 「めっちゃかわいい!」 「いらっしゃい」 この世のものとは思えないほどきれいな顔の男の子たち。 あまりのオーラに圧倒されてきょろきょろしてしまう。