あきれるくらいそばにいて


そこからの1週間は、生きた心地がしなかった。

険しい三谷先生の表情に意味深な言葉、、、

検査結果が気になって、仕事に集中出来なかったが、何とか仕事中は忘れるように努め、いつも通りに業務をこなしていった。

検査結果がどうであれ、わたしは結果は良くはないと思っている。

そう思っておいた方が、大丈夫だった時に「なんだぁ、良かった。」と思えるし、もし借りに悪かったとしても「やっぱりなぁ。」って、ある程度覚悟しておくのとでは落ち込みの度合いが違うと思うから。


そして、長かった1週間が経ち、検査結果が分かる土曜日。

わたしは手に汗を握りながら、前回行ったレディースクリニックを訪れた。

天気はわたしの気持ちとは裏腹に快晴。

わたしも病院の帰り、こんな晴れた気持ちで帰れればいいなぁ。
そう思った。

そして、受付で診察券を出し、待合室の一人掛けソファーに座り、呼ばれるのを待つ。

すると、思っていたよりもすぐに「星野さん、星野葉月さん。診察室へどうぞぉ。」と呼ばれた。

事前に心の準備はしてきたはずだけど、直前にもう少し検査結果を聞く心の準備が欲しかった。

わたしは小さく「はい。」と返事をすると、看護士さんが開けて待っていてくれた診察室へと入って行った。