それからわたしたちは、届いたピザを食べながら、他愛もない話をした。
わたしは、何かあって一人で居るのが心細くなった時、いつも突然未来に会いに行っていた。
だから、未来はわたしに何かあったのを分かっている上で敢えて何も訊かずに家に入れてくれて、元気付けようと笑わせようとしてくる。
わたしが言いたい事なら言う、言いたくない事なら言わない。
それを分かっているから、わたしの悲しみで凝り固まった気持ちを解そうとしてくれているのだ。
「ねぇ、未来。」
「ん?」
「実はさ、、、今日、病院行ってきたんだ。」
「え、で、、、どうだった?」
「子宮頸がん検査と子宮体がん検査をしてきた。」
わたしがそう言うと、「子宮頸がん?子宮体がん?」とそれがどう違うのか分からない様子だった。
「子宮体がんは子宮本体の検査ってゆうのかなぁ?子宮頸がんは子宮の入口の方の検査。」
「あぁ、、、なるほど。」
「それでね、、、エコー検査してる時の先生の表情が険しくてさ。意味深なことも言われて、不安で、、、」
「検査結果は?いつ分かるの?」
「1週間後。また病院に行って、その時に聞いてくる。」
「そっか、、、そりゃあ、、、不安だよなぁ、、、」
さっきの明るい雰囲気とは打って変わって、暗い雰囲気になってしまったが、それでも未来は無理に明るい雰囲気に戻そうとせず、「結果、分かったら、、、俺にも教えて?葉月のことが心配だからさ。」と言ってくれた。



