あきれるくらいそばにいて


「わたし、幸せそう、、、」

わたしがそう呟くように言うと、未来は「俺も幸せだったよ?葉月と一緒に居られて。葉月が楽しそうに笑ってくれてる時が、俺は最高に嬉しかった。葉月の笑顔が大好きだったから。」と言い、続けて「だから、その写真は俺にとっての宝物なんだ。未練タラタラでカッコ悪い男だけど、、、葉月への気持ちは、どうしても諦められない。」と言った。

未来はそう言ったあとに照れ笑いを浮かべ、「だから、まだ飾ってる。」とわたしの手から写真を取り、元の場所に戻した。

「、、、そんなこと言われたら、また、好きになっちゃうじゃない。」

わたしが冗談っぽくそう言うと、未来は「好きになってくれるなんて大歓迎だよ!」と言い、ヘヘッと笑うと、「さて、そろそろピザ来るかな?飲み物の準備するか!」と言い、キッチンの方へ歩いて行った。

未来、好きになっちゃいそうなんじゃない。

わたしもまだ、あなたが好き。

だけど、、、言えない。

あんな写真を宝物だなんて言われて、まだ飾ってたなんて知らなかった。

わたしの気持ちは更に揺さぶられ、蓋をしてきたはずの未来への気持ちが溢れ出しそうになっていた。

でも、言えないよ。
わたしからフッておいて、、、

言えないよ、、、