あきれるくらいそばにいて


椅子に座って三谷先生を待っていると、少しだけ生理痛に似た痛みが下腹部に感じた。

すると、白衣を着た三谷先生が戻って来た。

三谷先生は椅子に座ると、「検査お疲れ様ぁ。とりあえず、検査結果自体は1週間後になるので、また1週間後に来てもらえるかな?」と言った。

「はい、分かりました。」
「それで、子宮頸がん検診なんだけど、受けるのいつぶり?」
「えっと、、、確か3年ぶりくらいです。」
「その時は何かきっかけがあって受診したの?」
「その時も不正出血があって。診察をしてもらったら、卵巣が少し腫れてるけど、よくあることだから大丈夫って言われたので、その時はついでに子宮頸がん検査だけして終わりでした。」

わたしがそう言うと、三谷先生は「そっかぁ。」と言い、パソコンに何かを打ち込み始めた。

「それ以降、不正出血は?」
「たまにありましたけど、またよくある卵巣の腫れのせいかなって自己判断をして、、、受診はしませんでした。」
「子宮頸がん検診は年に一度は受けるのがベストなんだけどね。それでね、星野さん。まだ結果が出てないから分からないけど、エコーで見た限り良い状態ではなかった。」
「えっ、、、」
「だから、念の為に子宮体がん検査もしたの。腰痛があるって言ってたけど、右側の方が痛いんじゃない?」
「そうです。」
「右の卵巣の方にまで影が広がってたからね。」

意味深な三谷先生の言葉に不安になるわたし。

「わたし、、、癌なんですか?」
「検査結果が出てないから、まだ何とも言えないかなぁ。とりあえず、1週間後に受診予約入れておくね。」

そう言って、三谷先生の診察は終わった。

お会計を終わらせ、外に出たわたしは放心状態だった。

三谷先生のあの意味深な言葉に険しい表情。

わたし、、、癌の可能性が高いのかも、、、