検査の準備が整うと、三谷先生は「まず子宮頸がん検査からしますね。ちょっと中の方を擦るだけですから。」と言った。
すると、冷たい器具で中を開かれたあと、細く長い綿棒のようなものを入れていき、中を擦られているのが分かり、少しだけ痛かった。
「はい、終わりましたよ。じゃあ、次は子宮体がん検査をします。子宮内の細胞を採取するので、今より痛みは伴いますが、我慢してくださいね。」
痛い、、、
そう聞いて一気に緊張が増し、怖くなってくる。
三谷先生は「じゃあ、いきますよ。ごめんね、我慢してね。」と言うと、細い器具を中に入れた。
すると、先ほどとは比にならない程の激痛が走り、身体に力が入ってしまい、つい「痛いっ、、、」と弱音を漏らしてしまった。
「痛いよね。もう終わるからね。」
そして、器具が抜けるとフッと身体の力も抜けた。
「お疲れ様。じゃあ、椅子下ろすから着替えたら、またそっちの椅子の方に戻って来てね。細胞を採取して出血する場合もあるから、カーテン内にあるナプキン使っていいからね。」
三谷先生はそう言いながらニトリル手袋を外すと、奥の部屋へと消えて行った。
看護士さんが「お疲れ様でしたぁ。」と椅子を下げてくれ、それからわたしはカーテン内に入ると、ナプキンを一つ使わせてもらい、着替えが終わると、カーテンから出て、さっき座った椅子へと戻った。



