なんてぼんやり考えながら落ち着く腕の中を堪能した






本当に眠くなってきちゃったなー







でもゆうちゃん用事あるんじゃなかったけ





そんな事が頭に浮かびながらも目を閉じようとした












意識が飛ぶ寸前に見えたものは


彼の羽織るシャツの襟から少し顔を覗かせた鮮やかな般若……






あれ…?

そういえばあたし、ゆうちゃんが半袖着てるとこ見たことあったけ?





薄れ行く意識の中、夢なのか現実なのか分からないまま






あたしは意識を手放した