――……



「…」



懐かしい出会いの記憶から、目覚めれば
ちょうど、チャイムが鳴り響く音が耳に入る

ごしごしと目を擦りながら
起き上がって

傍に置いていたスマホを確認すれば
もう、お昼の時間だった



……随分、寝ちゃった…



まだ、ぼんやりする頭で
スマホを見つめて



………さすがに午後は授業出なきゃ……



もう少し眠っていたい気分ではあったけど
ただの寝不足で
これ以上、保健室のベッドを占領するのは
さすがに気が引ける



そう思って、ベッドから下りようとしたら




「…ん?」