きみの本気は分かりづらい

むくちゃんが
覚えているかは分からないけど


このふたりは、『あの時』
あの場に居合わせて
俺とむくちゃんを庇ってくれた


その後も


むくちゃんとは直接的な関わりはなくても


昔も、今も


遠くから、ずっと
俺とむくちゃんを見守ってくれていた



ふたりとの友情は
あの幼少期から続いている



俺の人間関係が寂しく見えると
むくちゃんは、不安そうだったけど


むくちゃんを傷つけたり
俺の気持ちを無視する相手とは
関わりを持たないようにしていただけで


こうして、ちゃんと
理解してくれる相手とは
良好な人間関係を築けてる



「ねぇ、聖、和音
今度、むくちゃんと会ってよ」



ずっと、影から
こうして、俺達を支えてくれていた恩人



「俺の友達、紹介させて」