ヤクザとお嬢と時々姫と


外車の黒のセダン系の車は、九条 家へ着いた。

「おかえりなさいませぇっ!若頭!!」

(わか、がしら…まぁ、そうか、コイツ九条 組の組長の息子だもんな、、)

「ただいま。あ、紹介する俺の嫁候補だ。」

「嫁候補!?ちょ、まって、、アタシまだアンタの仮にも嫁候補になんかならな…」

ギロッ!

穏やかだった、彩虎が睨みつけた。

蛇に睨まれたかの様に…。

(へ、蛇なんかに負けるか!;)

と言う様に凛も睨み返した。

笑っ

(わ、笑った!?)

「君はもう俺の家の敷居をまたいだんだ。今日からよろしく頼む、凛。」

「わ、分かりました、彩虎…。」