東京へその足で向かった。
大体片道、9時間くらい、かかった。
「てか!なんでフツー新幹線とか、飛行機とか使わんの?;」
「あぁ、君のおじい様が、」
『ワシの孫娘が飛行機、バス、新幹線恐怖症だから』
「って言われましたので、」
「アンタそれ真に受けたの?;ただ単におちょくられてるだけじゃ…」
「違いますよ。」
「?」
「公共の乗り物はいつ事故が起こってはいけないので、その用心ですよ。」
「あなたのおじい様は、貴女が可愛いらしい。それが何故なのかは知りませんがね。」
「イラッ;どー見ても可愛いじゃろが!;フツーに顔とか美人だし、身体は大人びてて、、まぁキャバ嬢しませんかって、キャッチされたことあるけどな。」
「そいつウチのもんに後からボコボコにされたけどな。」
「あはは笑 面白いですね。」
「なぁ、アンタ…そのうそ笑やめぇ。」
「何でです?」
「アンタ見てると逆に何考えてんのか分からんわ。気味悪いわ。」
「そう…ですか。でもウチのオヤジに笑顔にしてたらどんなバカでも引っかかっるって言われたんだけどなぁ。」
「それ、ウチの事もウチのじーちゃんもバカにしとるんか?大概にせーよ?お前舐めてたら殺すぞ?」
「あはは、今俺を殺したら君も一緒に死んじゃうよ?俺今運転中なんだら。」
「それくらいの覚悟なくて殺すなんか言わんわ!」
凛の目はマジだ。
「で、俺を殺します?悲しむのはおじい様、それに事件、事故が今起きたら抗争になりかねませんけど。」
「ったく、わーったわ。大人しくしとくわ。じーちゃんに迷惑かかる、、」
「そうですね。」
彩虎の左手には、隠してる銃を下ろした。
(こっわ!;コイツまじでアタシ殺そーとしてた。)

