ヤクザとお嬢と時々姫と


「なーに、なんの話してんの??」

美月のクラスの最近転校してきた、社 大我(やしろ たいが)が話しかけた。

「ん?何でもないよ?笑」

美月が応えた。

「そちらの美人さんは、お姉さん?」

「そそ!私の自慢のお姉ちゃん!////っ」

「よろしゅう〜俺、大阪から転校してきた、社 大我ですー!仲良うしたってなっ☆」

「アタシは広島からこっちに転校した、皇牙島 凛です。よろしくね。」

(…広島の皇牙島 か……。)