披露宴が始まると、まず会場の照明が一斉に落とされる。すると、ステージの上に現れたのはジャニーズWESTのメンバーたち。

桐山照史「Ladies and gentlemen!今日は我らが重岡大毅の人生最大のステージやでー!」

桐山照史さんがマイクを持ち、元気いっぱいに声を響かせ、

「新婦ちゃん!今日の主役やけど、重岡の暴走には気ぃつけてな!」と藤井流星さんが冗談を飛ばし、ゲストたちは笑いに包まれる。

west.「ほんで、新郎新婦に祝福の気持ちを込めて――歌、いくで!」

「サムシング・ニュー」

west.「僕らは最強なんだぜ!」

重岡大毅「さぁ、進もうよ姫!」

〜間奏〜

小瀧望「大興奮も最小限に落ち着かせ なんでもないフリをしてそのカードを手に取れ!」

中間淳太「僕らが望んでいた景色全部は今日という日のためにあったのだ!」

藤井×神山「大名様もビリケンさんも味方につけ なんちゃってヒーロー気分でその角を曲がれ!」

濵田崇裕「僕らの持つ羅針盤を頼りに今日という日を乗り越えていくのだ!」

桐山×中間×小龍「前方!」

桐山照史「100メートル先に小さな石ころが落ちています!」

重岡大毅「大切な君を守るため、最後まで援護させてください!」

west.「愛も 闇も 仕事も 君が全部〜」

メンバー全員で歌う、二人に向けたサムシング・ニュースペシャルメドレーが披露される。歌いながら会場中を歩き回るメンバーたちに、ゲストたちは手拍子を合わせ、ライブ会場さながらの盛り上がりに!

「お前ら全員最高や!」と嬉しそうに叫ぶ重岡くんを見て、私も自然と笑顔になった。