それから数年の月日がたった。 俺は26歳になり、絢は高校2生になった。 その年の秋。まだ夏の余韻を残している9月。 「もう最終下校の時間だぞ!帰れ!」 一つ一つ教室を回って、戸締まりをしていく。 「涼先!頼むもう少しだけ!」 頼み込む生徒たち。 この週末学校では文化祭が行われる。 その準備で忙しい生徒たち。 「だめだ。さっさと帰る準備しろ!あと一分で鍵閉めるぞ!」 そう言うと慌てて、生徒たちが教室を出た。 「寄り道せずに帰れよ!」 帰って行く生徒たちに言った。 次は生徒会室だな…