過保護なお兄ちゃんたち

「じゃあ診察室行くかー!」


足取りの重い結を連れて診察室に向かう。


結「…ちょ、ちょっと待って…ハァ」


診察室が近づくにつれ、結の足が止まり呼吸が乱れている。


「怖くなっちゃった?大丈夫だよ。やることいつもと一緒だから。」


今日は1人で病院に来るだけで精一杯だったはずだし、とりあえず結のペースに合わせる。


「大丈夫?深呼吸しよう。」


結「…うん…スーハースーハー…」


俺の声かけに合わせて健気に深呼吸してくれる。深呼吸を続けると段々と結の呼吸が整ってきている。