過保護なお兄ちゃんたち

真「はい、終わり。頑張りました〜!ここ押さえといて。」


スーッと針が抜かれる。針が抜かれる感覚もすごく嫌い。


「痛かったぁ…グスッ」


真「痛かったかー、ごめんごめん。それにしても昔に比べたらだいぶ成長したな!昔なんて採血の時何人で抑えてたんだっけ。」


蒼「もう高校3年生なんだから、成長して当たり前だろ。動かないで頑張れる小学生も沢山いるぞ」


蒼兄…こう言う時は素直に褒めてくれたって良いじゃないの!?


真「確かに成長して当たり前か!」


蒼「まぁ、でも頑張ったことには変わりないな。偉いぞ。」


蒼兄は頭をヨシヨシと笑顔で撫でてくれる。やるべきことをしっかりやっていれば、蒼兄は普通に優しいのだ。


「ふふふっ。」


蒼兄に真しくされると私もにんまりしてしまう。