過保護なお兄ちゃんたち

鋭い痛みが襲う。


「いっ、痛いっ…!」


咄嗟に腕を引こうと思ったけど蒼兄にガッチリと抑えられてるから無理だった。


「痛いよぉ〜グスッ」


真「今、血採れてるからね。そのまま頑張ってジッとしててよ〜。」


蒼兄はもう私の腕を抑えなくて良いと判断したのか、抑えてた手を離してくれた。そしてさっきみたいに、採血していない方の手を優しくギュッと握ってくれた。


蒼「もうすぐで終わるから頑張れ。」


「…うん…グスッ」


蒼兄は、涙をティッシュで優しく拭いてくれる。