過保護なお兄ちゃんたち

蒼「大丈夫。深呼吸しよう。」


蒼兄は採血しない方の手をギュッと握ってくれている。それだけで心強い。


真「消毒するよ。」


ひんやりとした物が腕に触れる。スースーするこの感覚もすごく嫌い。


真「3数えたらチクッとするよ。一瞬だけ頑張ろう。」


ついに1番嫌な瞬間が来てしまった。


真「いーち、にーの、さーん…」


「嫌だっ!」


真「おっと…」


咄嗟に腕を引いてしまった。もう我慢の限界だった。