マッサージが終わり
サッカー部の方をみると
先生と目が合った
そしてジッとみながらそらされてしまった

(え…もしかしてみられてた?)そう感じた
(いやみてるわけない)
(別にマッサージしてあげただけだし)と
なぜかわからないけど私は焦っていた
言い訳を探すかのように
別に恋人でもないのに

(まあいっか!)と自己解決して
また作業に私も戻った

しばらくしてサッカー部が終わりの挨拶をして
私たちの部室の方へ来る
先生も姿を現す

ふいに話しかけられてしまった
「乃愛〜部活頑張ってるなあ」と
嬉しかった
声をかけてくれたということは
少なからずこっちのことを
意識してみていてくれたということ
緊張しすぎて私はなんて返したか覚えてないけど
嬉しかった気持ちだけは残ってる