_______________ 「あのさ、ずっと思ってたんだけどさ」 「なんだよ」 「綾は紗奈ちゃんのことが好きなの?」 「は?」 肝試しの会場前に着いてすぐ、礼央に聞かれる。 まだあの2人は食堂にいるみたいだ。 "好き" 好きかどうか尋ねられると胸が締め付けられる感覚になる。 「別に。ただのからかうのにちょうど良い1年。」 「へえー。それにしては構ってるよね、綾の方から。」