_______________ 「紗奈、もっとちゃんと漕がなきゃ進まないよ?」 「す、すみません、、がんばります、、」 今このボートには私と黒岩先輩の2人きり。 とてつもない密着、女子の鋭い視線。 こんな状況で頑張れるメンタリティはもちろん持ち合わせてないのである。 「うーん、なんか変だな。漕ぎ方。」 「そ、そ、そうでしょか、、?」 「こう。」 黒岩先輩は私の後ろにいる。