あなたに夢中。




「あの、これ。私飲みきれないので…」


「…」


一瞬、時間が止まったのかと思ってしまった。



振り返るとそこには黒岩先輩がいて、



久しぶりに対面したからかな?

黒岩先輩の漆黒の髪が、瞳が、全部ありえないくらいに私の心を揺さぶってくる。




「えっと、、あの、どうぞ。では!」


渡すって宣言しちゃったし、今更訂正するのもなんか違う気がする。



だからと言って渡すのは無謀すぎた?
私避けられてるんだよね確か。