「紗奈、梓ちゃんち寄ってかなくても良いの?」 「…うん、いい。」 「じゃあ帰っちゃうからねー」 無我 無心 無気力 今の私に合う言葉なんて探せばいくらでも出てくる気がする。 だって頭文字に無つければ良いだけだもん 保健室を出て迎えにきてくれたお母さんの車に乗り込むまでのことなんて覚えてない。 梓ちゃんちにお礼とシンデレラを貰いにいく気力も無くなってしまった。