紗雪は病院に到着すると、すぐに診察してもらった。
すると、医師も驚きの既に子宮口が6センチも開いていたのだ。
「よくここまで家で我慢してたね。」
「最近、お腹が張ることが増えてたので、それと同じかと思ってしまって、、、」
「破水もしてるし、この感じなら今日中には生まれるね。」
そして、紗雪はすぐにLDRへと案内された。
「担当する助産師の松浦です!よろしくね!」
「よろしくお願いします。」
「旦那さんには?連絡した?」
「はい、さっき連絡してすぐ向かうと言ってました。」
「そっか。じゃあ、とりあえず準備進めていこうか!」
そう言って、松浦さんはわたしの左腕に抗生剤の点滴を打ち、お腹に装置を付けると、「念の為、もう一回内診してみようか。」と子宮口の開き具合を診てもらうことになった。
すると、「え!もう8センチまで開いてるよ?!」と驚く松浦さん。
「お腹痛くない?!」
「痛いです、、、」
「我慢強いんだねぇ。もう2分間隔になってるよ。これはもう分娩の準備しなきゃ!旦那さん、間に合うかなぁ?!」
あまりの早さの進み具合に驚きながら、松浦さんは医師に連絡をし、看護士さんたちと共にお産の準備を始め、周りはバタバタ状態だった。
そして、わたしもされるがままに分娩の準備が整い、再度松浦さんが内診してみると「全開だわ!」と驚き、「神蔵さん、もういつイキんでも良い状態なんだけど、旦那さんまだ来てないよね?」と言った。
「はい、まだ来てないです、、、」
「これは、先に産まれちゃうかもなぁ。もう頭触れるよ!」
「えっ?!」
もうイキみたい、、、
でも、灯也を待ちたい、、、
まさかこんなに早くお産が進むと思わなかった、、、



