わかんないよ

あれからずっとあの子のことが頭をよぎる。
蓮くんがずっとみてた、あの子は一体何者なのだろう?
同い年?先輩?
あんな綺麗な人いたかなー?
透き通ってて、顔は一瞬だけ見たけど儚げでどこか悲しそうな顔をしながら花壇のお花を見ていた女の子。

「んー」

「おーい!彩葉!おーい!!」

「はっ!なに、どーしたの千春!」

「どーしたのじゃないよ!さっきから呼んでるのに。彩葉こそボーっとしてどーしたの?」

「それが、」
正直、言うべきかどうか迷った。千春に迷惑をかけるわけにはいかないし、

そーおもっていると、
「彩葉、まさか迷惑かけるとかおもってないでしょうね?」

「ええ、なんでわかるの千春、」

「はぁ、ほんとわかりやすすぎ笑 友達なんだからいくらでも迷惑かけてよ?」

「わぁーんт т 千春ありがとう!」

「よしよし、それでどーしたの?」
そこからは千春にずっとモヤモヤしていたあの子のことを話した。