大翔の深い愛を知り、心が震える。
鼓動がドクドクと高鳴り、悲しくないのに涙が滲んだ。
「私……大翔さんを信じます」
「美咲」
「なにか思うところがあったらこうしてきちんと聞くし、もう勝手に不安になったりしません。大翔さんが私を想ってくれるって、信じさせてくれたから」
嬉しくて、幸せで、美咲は自分から大翔の胸に飛び込む。彼は驚いたように息をのんだが、すぐにぎゅっと包み込んでくれる。
「美咲。会えなかった八年分、抱いてもいいか」
ぞくりとするほど色気に満ちた声。耳に唇が触れる距離で囁かれ、美咲は思わず首を竦めた。
決して嫌だったわけではない。
八年前もこの声で名前を呼ばれ、愛を囁かれるたびにお腹の奥がずくんと疼いたのを思い出す。大翔が自分を求めてくれるのが嬉しくて、拙いながら懸命に応えていた。



