この声が続く限り

いよいよ学園祭当日


私と翔で学校中走り回り、蓮を探す。



どこにもいない彼。



「もう~!!どこいったんだよ、アイツ~」

「蓮・・・。どうしちゃったんだろ・・・」



そのとき、私たちが必死に探している顔があった。


「え・・・、蓮??」

名前を呼ばれて振り向く彼は、金髪に細い眉。

耳にいくつもつくピアス。


彼は、4人の女と歩いていた。

「何だよ。」
「え・・・、嘘だろ??蓮??」

「何がだよ。」
「ふざけんなよ、お前。何してんだよ、どうしちゃったんだよ!!」

叫ぶ翔。

そのまま無視していく蓮。

「蓮!!ごめんね・・・。知らなかったから、私。蓮をとっても傷つけた。本当にごめん。私は、翔が好き。」

勇気をふりしぼって言う。

「んなの・・・分かってるよ。俺だけはずっと前から知ってたよ。見てて分からないわけないだろ!?」

「でもね!!毎日、楽しく練習したじゃん!!あのときの蓮の笑顔は嘘じゃないはず!!」



「楽しかったのはお前らだけだよ。」


そう言い残して、蓮は立ち去っていった。






これが蓮と最後に交わした言葉。