女子校の王子様に求愛されています!

登場人物



穂村 明日香(ほむら あすか)
私立公郷女子学院高等部の一年A組。
シスコンの兄と心配症の父に育てられた。
地元の公立で共学の小学校中学校でモテモテだったことが許せなかった父兄が、
高校は私立の女子校をと選んで半ば強引に入学させた。
勉強ができるが、教えるのが下手。兄とは年が離れている(兄は成人済み)。
祐のことは覚えているが、現在の祐と記憶の祐がかけ離れていて、今の祐をなかなか受け入れられないでいる。



稲岡 祐(いなおか たすく・ゆう)
女子校に進学した明日香を追いかけて自分も同じ学校に入学した。
(たまたま理事長がおばで、交換条件によって特別に入学を許可された。しかしばれたら即退学)
幼稚園生のときに明日香に「将来結婚しよう」と約束し、キスをした。
幼稚園卒業後、両親の離婚で一時期外国に住んでいた。
帰国して同じ高校に入るつもりだったが、女子校に進学したことを知って愕然とした。
しかし偶然にも明日香の入学した学校はおばが理事を務めていたため、おばの策略と協力があり転入に成功した。
おばとの約束は「明日香と結婚できてもできなくても、18歳でふさわしい女性と結婚し、自分の養子となり事業を引き継ぐこと」だった。
また〈成績優秀でいること〉も条件に入っているため、勉強もがんばらねばならない。



酒口 尚子(さかぐち なおこ)
私立公郷女子学院の理事長。穂村明日香の父とは旧知の仲らしい。
子どもがいないため、祐を養子にして自分のもつすべてを継がせたいと思っている。
明日香のことは認めているが……。



寺島 京子(てらじま きょうこ)
一年C組の美術部員
稲岡を見つめている……と思いきや?



穂村(兄)
明日香の兄、二十五歳
大学院生
明日香一筋、明日香大好き
シスコンこじらせすぎて彼女がいたことなし



穂村(父)
明日香たちの父
理事長とは旧知の仲だが……?
海外出張が多く、家を空けがち



茶道部部長
三年生


レイちゃん
茶道部の部員
一年B組
極度の男性恐怖症
異性が近づくと蕁麻疹が出て貧血を起こす